2013年04月11日

マディーナ日帰り一人旅@



 去る4月5日、用事でマディーナに、(予定としては)1泊2日の一人旅に出ることになった。


 夜8時ごろ、リヤド空港飛行機に向かって、車で自宅を出発車(セダン)


 強い風台風が出て、砂埃が舞っている。


 午後8時半ごろ、空港入り。


 専用機械でボーディングパスを発行し、サウジ航空の国内専用ロビーに入る。


md002.jpg



 ボーディングパスにはゲート番号34、とあるが、そのゲートにはマディーナではなく、別の目的地名が表示されている。


 その辺に設置されているフライト情報モニターを見ても、僕の予約したマディーナ行きについての情報はない。


 出発予定のフライトのいくつかは、遅延していた。


 風と砂埃のせいか。


 自分のもきっとそうなのだろうと思い、混んでいたので、人が空いている場所で、ひたすらモニターTVの情報を待ち続けた(これが、そもそもの間違いの発端だったのだが・・・ふらふら)。


 しかし、出発予定時間の9時半時計になっても、何の情報も出ない。


 インフォーメーション・カウンターの方から、大声で怒る声ちっ(怒った顔)が聞こえてきたので、行ってみる。


 問い合わせを求める人々が集まっていたが、怒っている男はどうやらサウジ航空の不備で旅客機を逃したか、あるいは非常な遅延を訴えているか、どちらからしかった。


 時は10時。心配になって受付の男に聞いてみると、僕の旅客機は既に出発した、と言う。


 しかもゲート番号35からがく〜(落胆した顔)


 おいおい、ボーディングパスの番号と違うし、モニターに何の情報も出なかったぞ、と言うが、時既に遅し。


md003.jpg

既に出発して30分経ったはずのフライトだが、モニターには依然、何の情報もない。



 近くにいた男が、向こうのカウンターで事情を説明して、次の便の空席待ちいすに登録してきた方がいいぞ、と忠告してくれる。


 しかし結局のところ、「あそこに行け、いや、ここに行け」という感じの、お決まりのたらいまわしに3回遭わされた挙句、最終的には空席待ちカウンターへたどり着く。


 サウジ航空職員の中には、僕のあり得ない状況を知り、「そりゃひどいな!」と笑う連中わーい(嬉しい顔)もいた。


 きっとこのようなことは今日だけでなく日常茶飯事で、世界では当然のことにも神経が麻痺しているんだろう。


 マネージャーのところへ行くのが筋だったのだろうが、もう面倒なので空席待ちに登録。


 次のマディーナ行きの便は、午前5時出発の予定。


 とりあえず小額ではあれ、なぜか「罰金有料」を払って、次の便に席をゲット。


 疲れていたので空港内の礼拝・休憩用スペースに横になったが、蚊がいたので、空港地下の駐車場駐車場へ降り、愛車の中で横になる。


 我が愛車ながら狭苦しく、エコノミー症候群ちっ(怒った顔)になりそうな気分。


 とても眠れる状態ではなかったが、うとうと眠い(睡眠)してきた時に携帯の目覚まし携帯電話が鳴る。


 午前4時前。


 ボーディングパスを発行するが、今度はゲート番号が記されていない。


md009.jpg



 ロビーに行ってモニターTVを見てみると、旅客機が更に2時間半の遅延。


md005.jpg



 つまり7時20分発に予定変更。


 しかし相変わらず、モニターにもゲート番号の表示はない。


 インフォーメーション・カウンターに行くと、「ゲート番号32だ、インシャーアッラー」との情報が。


 どうやら異次元カオスの世界に足足を踏み入れてしまったらしい。


 サウジ人の利用客たちが、インフォーメーション・カウンターの職員の面前で聞こえがよしに、「サウジ航空は世界最悪の航空会社」と話しているのを見た。


 また、サウジ人のツイッターで最近、サウジ航空の情報システムの不備を嘆く話題があったことが、思い出された。


 とりあえず朝の礼拝のため、空港外にある大きなモスクへ。


صورة٠٠٤٨.jpg

リヤド空港に隣接するモスク。多角形のユニークな形。



 礼拝後は、モスク内で横になる。


 空調もちょうどよく、広いし静かなので、少しだけ眠れた眠い(睡眠)


md006.jpg

空港モスク内部



 携帯の目覚まし携帯電話が鳴り、再三ロビーへ。


 ゲート番号32周辺にいるようにするが、相変わらずゲートにはそこが「マディーナ行き」であることを示す、いかなる視覚的証拠もなく、むしろゲートのモニターには別の目的先が表示されている・・・。


 近くにいたパキスタン人に聞いてみると、彼も同じ便でマディーナ行きだが、やはり情報がないまま5時間待っているのだと言う。


 その内、そのゲートのカウンターに職員が出現し、列が出来始めた。


 どうやら待っていた便らしい。


 もちろんこの時まで、ゲートのモニターには別の目的先が表示され続けている。その他のモニターにも、ゲート番号を示す情報は皆無、かつ放送もないふらふら


md010.jpg



 どうかしているが、その辺の職員に文句を言っても、何にもならない。


 逆に自分とは余り責任のない部署の至らなさのせいで、いつも文句を言われる羽目になっているのだろうから、同情する。


 結局、旅客機の出発は更に20分ほど遅れた。


 予約した席はスチュワーデスの臨時席の並びにある、特別狭い席。しかもお隣には、席に体が収まりきらない体型の方が・・・。


 まあこの際、そんなことは余り気にならない。とにかく、アルハムドリッラー(神に称えあれ)。


 異次元空港に辿り着いてちょうど12時間後、そこを脱出できたのだ(車で出発していたら、とっくに目的地に着いていた時間だ)。




posted by サイード at 05:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | サウジアラビア日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。